プレスリリース
Picture Technology、Oculera Healthと日本国内における独占販売契約を締結
2025年2月6日
Picture Technology株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:安田直聖)は、Oculera Health社(本社:トルコ共和国アンカラ)と日本国内におけるOculera視野計の独占販売契約を締結したことをお知らせいたします。
Oculera視野計について
Oculera視野計は、最先端の技術を活用し、緑内障、加齢黄斑変性(AMD)、暗点、脳の異常などの早期検出・診断を可能にする画期的な視野検査装置です。従来の視野検査機器とは異なり、VR(バーチャルリアリティ)ヘッドセットを使用することで、以下のような特長を備えています。
- 患者にとって快適な設計:暗室や眼帯、顎置きが不要
- 高いモビリティ:ポータブル設計でどこでも使用可能
- 低コスト・低メンテナンス:診療施設の負担を軽減
- 高精度な検査:最新の視野測定アルゴリズムを搭載
- クラウド対応:オンラインとオフラインの両方で使用可能
Oculera視野計は英国において唯一、MHRA(英国医薬品・医療製品規制庁)から医療機器として認証されており、その精度と利便性が高く評価されています。すでに英国ではHOYA社が独占販売を行っており、日本国内における独占販売契約を締結できたことは、Picture Technologyにとって大きな飛躍となります。
Oculera視野計の臨床的信頼性
Oculera視野計の臨床的な有効性は、以下の研究結果によっても裏付けられています。
- Humphrey視野計との比較研究
- 緑内障患者および健常者93名を対象とした試験で、従来のHumphrey視野計(HFA II)との強い相関性(r = 0.995, p < 0.001)が確認されました。
- 研究では、Oculera視野計がポータブルでありながら、臨床的に有効な視野測定が可能であることが示唆されています。
- 研究詳細
- VR技術と予測アルゴリズムを活用した視野検査の可能性
- 視野検査の長時間化による患者の疲労を軽減するため、予測アルゴリズムを用いた視野測定手法が研究されています。
- デジタル化により、テストポイントを最適化し、より短時間での視野検査が可能になることが示唆されています。
- 研究詳細
今後の展開について
Picture Technologyは、日本国内においてOculera視野計の普及を促進し、眼科医療の発展に貢献してまいります。本製品の導入により、より多くの医療機関がスペースやコストの制約を受けることなく、精度の高い視野検査を提供できるようになります。
また、本契約の締結により、医療機関向けのデモンストレーション、学術発表への協力、各種展示会への出展などを通じて、Oculera視野計の特長を広く認知していただく機会を増やしていく予定です。
今後医療機器登録を行い、発売をする予定です。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせや製品に関するご相談は、以下の連絡先までご連絡ください。
Picture Technology株式会社
担当:安田直聖
TEL:03-6899-3259
Email:info@picture-technology.com
Web:https://www.picture-tech.com
今回の契約締結により、日本国内の眼科医療機関に新たな選択肢を提供できることを大変嬉しく思います。Oculera視野計がもたらす革新を、ぜひご期待ください。